2025.06.02

備蓄米「買いたくない」48%の衝撃 ― 消費者が買い控える本当の理由とSNSの反応

shiki-game-ch

2025年春、TBS系列のJNN（Japan News Network）が行った世論調査にて、「備蓄米を買いたくない」と回答した人が48%に達するという結果が報じられ、大きな波紋を呼んでいます。この記事では、この数字の背景にある消費者心理・政策への不信感・実際の品質や価格に対する声をもとに、その理由を深掘りし、さらにSNS上のリアルな声を通して現在の世論を可視化します。

備蓄米とは？その役割と市場への放出の背景

備蓄米とは、政府が自然災害や不作などの有事に備えて保有している米です。食品安全保障の観点から、一定量の米を備蓄し、期限切れが近づいたものを市場に放出・販売します。

2024年の作況指数（収穫量の目安）は**「平年並み」または「やや良」とされており、実際に「お米不足」ではないにも関わらず、農林水産省は価格安定の名目で過去最大規模の備蓄米を市場放出**。この対応が一部で「市場への過剰供給」「価格崩壊の助長」と批判を集めています。

なぜ48%もの人が『買いたくない』と回答したのか？その背景を考察

1. 品質・鮮度への懸念

備蓄米は長期保存されているため、消費者の間では**「古米」「味や香りが劣る」**といったネガティブなイメージが根強くあります。実際、JNNのインタビューでも「味が落ちていそうで不安」「子どもには新米を食べさせたい」との声が。

2. 価格への不満と「安かろう悪かろう」意識

備蓄米の販売価格は市場価格より低く設定されることもありますが、それでも一部では**「値上げの中でわざわざ古い米を買う理由がない」との声も。さらに、安価に提供されることで通常流通米の価格が下がり、生産者にしわ寄せがいく**という問題も指摘されています。

3. 政府や農水省への不信感

SNSや報道でも、「本当に消費者のための政策なのか？」「選挙前の人気取りでは？」など、政府の農政に対する不信感が根底にあります。特に、小泉進次郎農水大臣の“備蓄米放出強行”という姿勢が、「ポピュリズムだ」と批判を受けているのも影響しています。

SNS上の声：消費者は何を感じているのか？

X（旧Twitter）や5ちゃんねる、YouTubeのコメント欄などでは、次のような反応が広がっています。

■ 肯定的な声

「物価高だからありがたい。備蓄米でも工夫すればおいしく食べられる」
「災害時に支援で使うべきもの。今のうちに買っておきたい」
「炊き込みご飯やチャーハンにすれば問題なし！」

■ 否定的な声（大半はこちら）

「安くても古米はいらない。風味が全然違う」
「農家が泣いてる。価格を壊してどうする」
「新米の生産を応援したい。買い控えが正解」
「流通させてるのに“お米不足”報道…どっちなんだよ」

■ 皮肉・不信の声

「“コメ担当大臣”のパフォーマンス、もう飽きた」
「補助金を出して米を作らせて、古くなったら売るって、無駄すぎる」
「結局、誰のための政策なのか不透明」

まとめ：消費者が備蓄米を「買いたくない」と思うのは自然な結果か？

今回のJNN調査で示された**「48%が買いたくない」という声は、一過性ではなく根深い不信感と品質への不安が背景にある**と言えます。消費者は単に価格だけでなく、味や食文化、政策の一貫性を見極めています。

農政への信頼回復や、備蓄米の品質改善・流通ルートの透明化が今後の課題となるでしょう。

#お米不足嘘 #コメ政策批判 #備蓄米 #備蓄米 SNS反応 #備蓄米放出理由 #備蓄米とは #小泉農水大臣農政 #買いたくない

ABOUT ME